パンツはくよりファンデーション

ノーメイクで外出したのはいつのことだろう・・・
それはそれは遠い昔・・・はるか彼方の過去の記憶・・・
高校生の頃メイクを覚えた私はそれ以降、 何があってもファンデーションだけは欠かした事がありません。
学校の風紀検査で化粧を疑われても
「私の肌はお化粧したみたいに綺麗なの!!」
という態度を崩さず・・・
社会人になってからの社内旅行の時も温泉にファンデを隠し持ち、人目を忍んでこっそり塗ってはノーメイクのふりをしてました。
病院に入院した時だって・・・
”顔色を見るので化粧は禁止”
という先生の言葉に素直に従ってるふりをしながら、ベットの影でこっそりファンデをはたいてました。
そんな私にとってファンデーションは今や体の一部・・
それをしたらいけないといわれたら”パンツはくな!”以上にきつい!!
メイクといっても私はファンデーション以外のメイクにはさしてこだわりを持っていません。
アイメイクはコンタクトレンズ使用者の私にとって時にものすごい天敵だったりするし・・
口紅は食いしん坊の私には10分ともたない品であります・・・
では何故ファンデーションかと言いますと・・・
高校生の頃の私は肌はつるつるプリプリであったにも関わらず、皮膚が薄く毛細血管が非常に浮き出た、いかにも田舎風の赤ら顔娘でした。
ところがどこぞやのスーパーで興味本位で買った名もない激安なファンデーションが私の運命を変えてしまったのです(ってかなりオーバー?)
そう、そのファンデをひと塗りしたら・・・私の悩みの種はいっぺんで消え失せ、そこには陶器の様な肌の女の子が・・・
この時私は前出の魔法のランプ効果をはじめて実感した訳です。
「ファンデーションってなんてすばらしいの~」
こうしてその後何十年、揺るぐことのないファンデーション信者が誕生したのであります。
が・・しかし・・しかしですよ。あの頃と明らかに違うのは、今、陶器の肌を手に入れるのはファンデーションのひと塗りだけでは決して無理であると言う事・・・
年を重ねるにつれひと塗りがふた塗りとなり・・・ふた塗りが三塗り、四塗り・・・大量塗りとなり・・・
こうして私はファンデーションをいかに綺麗に塗るかを求め、それを助けてくれるアイテム(化粧水やら美容液やらクリームやら・・)を求めるうちにめでたく(?)コスメジプシーと化したのですが・・・昔の様にファンデが綺麗にのるのはやっぱり至難の技。でも、でもね・・・それでもやっぱりファンデーションは必需品・・・マンションの前にゴミ出しに行くだけだってファンデーションは欠かせません。たとえボロボロのTシャツにジャージ姿であったとしてもやっぱりまずはファンデーション・・これって一種の悲しい性(サガ)って奴?
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