
女の友情は長続きしない・・・
って言葉、よく聞きますよね。
皆さんはその言葉、どう受け止めますか?
その昔、私は
”友達がいないと生きていけない”
典型なタイプだったと思います。
学校の休み時間、教室の移動、お昼のお弁当、放課後の寄り道、アルバイト・・・。
平日のみならず、土日も含め、すべて
”友達と一緒”
でなければ安心できないそんな子でした。
だから、”女の友情は長続きしない ”
なんて言葉に
「冗談じゃない。男より女の方が友達を大事にするって・・・こんなの男の人の言いがかりだよ」
と大反論してました。
でもね、今となっても、それを否定したくはないけれど、女の友情は時とともに形を変えてしまうものだって事は認めざるえないのかな?と思いました。
学生時代の”みんなおんなじ”境遇をはなれ、各個人として社会に出た時、数ある選択肢の中でぜんぜん違うものを選んでしまった場合、”学生の頃と一緒”を続けるのは不可能に近いような・・・。
その上、その後、訪れる
”結婚・出産”
の時期のずれは、女の友情喪失に決定打を与えてしまうのです。
A「彼と別れちゃったの。今日会えない?」
B「ごめん。もうすぐだんなが帰ってくるからご飯のしたくしないと・・・」
C「ごめん。今、子供がおきちゃって泣いてるから後で電話するね」
けしてBさんもCさんもAさんの事、心配していないわけじゃないんです。
でも、今の生活を守るのは結婚した女の役割。
かくゆう、私にもその昔、ものすごく仲良くしている女友達がいました。
美人で歌が上手でおっとりして、同い年ではあったけれど、なにかとっても憧れてしまうお姉さん的な友達でした。
そんな彼女は当然のごとく、すごく男の人にモテましたが、誰にもなびくことなく、いつも私を最優先してくれてたのです。私は彼女と一緒にいるのが楽しくて、うれしくて、いつも一緒にいましたが・・・
時は流れ・・・
そんな彼女にもとうとう彼氏が出来てしまいました。
淋しかったけど、彼女のうれしそうな表情を見て、私自身もうれしかった事に違いはなかったと思います。
その後結婚も決まり幸せ一杯の彼女の筈でしたが・・・
なんとその彼が同じ会社の女の人と浮気をしていたんです。
事実を確認してだんだん、やせ細っていく彼女・・・
彼女の手帳には彼からの電話の時間や帰宅時間、浮気相手の家の住所から電話番号、はたまたバイクの色まで・・・アリンコみたいな小さな文字でびっしりと書き込まれていました。
(探偵だってここまでしないっしょ・・・くらいの情報量でした)
そして思いつめた彼女が私に頼んだ事とは・・・
「A子ちゃん、この女のとこに電話して・・」
と言うものでした。
「で、電話って・・・なんて言えば・・」
「彼とどういう関係か問いただして・・・そして私ともうすぐ結婚するって伝えて・・・」
結構、小心者の私ですが、彼女の為と思い電話を手にしました。
その後、浮気相手から彼に情報が届き、ものすごい勢いで彼は怒りまくった様です。
(彼女もそんな事すればバレるって思わなかったんでしょうかね?)
で・・・彼女の結論・・・
「ごめんなさい。私はイヤだって言ったの。でもA子ちゃんがはっきりしなくちゃ駄目!って探偵まで雇って・・・その上、あたしが止めるのも聞かずに彼女に電話しちゃって・・・」
浮気男は自分の事を棚に上げ
「俺はもともと、あいつ(A子しゃん)が嫌いだったんだ。お前があの女(A子しゃん)と絶交するなら今回の事は許してやる」
と、いったそうな・・・・
あたしを捨てても(絶交しても)彼を失いたくないという泣きの入った彼女の謝罪に、あたしは
「いいよ。あたしが罪かぶるから。幸せにね」
という以外、方法がありませんでした。
その後、彼女とは会っていません。たぶん幸せに暮らしてるんだろうと思います。
この話、だから”女の友情は続かない”という締めになると思われそうですが・・・私が言いたいのは、そうじゃないんです。
私は今でも彼女が私を嫌いでそうしたのではないと思っています。
私の事、信頼してるからこそ、自分の為に犠牲になってくれる人に選んだんだと思うんです。
(都合の良すぎる解釈?)
多分、同じ空の下、彼女もたまには私の事、思い出してくれて
「今、どうしているのかな~?」
と思っていてくれてるんじゃないかなと・・・
相手の結婚・家族・子供・家庭状況etcほんとに女は守らなければいけないものが多すぎて、友情の継続は難しいけど・・・それでも心で幸せ願うだけの友情もありだよねって・・・
そう思えば、淋しいとも、裏切りとも考えず、心も綺麗でいられるんじゃないかな。
相手を憎んで自分の心まで汚してしまったら、ほんとに悲しいですもんね